こんにちは。
メンバーのうららです
前回ご紹介した【世界メンタルヘルスデー】
そこに出てきた【シルバーリボン】について今日は紹介します。
【シルバーリボン】は統合失調症の理解を求める取り組みとして、1993年に米国カリフォルニア州で開始された運動です。
脳や心に起因する疾患(障がい)およびメンタルヘルスの、理解を促進することを目的として展開されました。
統合失調症の息子を持つ、弁護士のジーン・リーシティ氏によって始められた運動です。
当時は、精神疾患に対する理解を周囲から得ることは容易ではなく、リーシティ家は周囲からの様々な偏見や差別に苦しめられる日々が続きました。
しかし、悲しみに打ちひしがれているだけでは何も変わらないと、リーシティ氏はある日手作りで銀色のリボンを作り始めました。
そのリボンには『統合失調症に対して理解を求めます』といったメッセージが込められています。
それを理解者につけてもらうことで統合失調症に対する理解を求めたのです。
その取り組みは後に全米国に広がり、やがて
『脳や心に真因する疾患(障がい)への理解を求めます』
とのメッセージが込められた、一大チャリティー運動に発展していきました。
誤解や偏見を和らげ、それらを抱える本人や家族が生活しやすくなる社会の実現を目指し、現在では世界規模で開催されています。
日本ではシルバーリボンジャパンが、10月10日前後に啓発イベントを開催しているそうです。
コロナ渦の今、
10月10日の世界メンタルヘルスデーのイベント開催は現実的ではありません。
せめて、それぞれ手作りで銀色のリボンのバッチを作って身につけてみませんか?
啓発運動で精神疾患の理解を求めましょう!