こんにちは! ビアンカです!
暦は秋だというのに、暑かったり涼しかったり変なお天気ですね。みなさん、体調はいかがですか? ビアンカは元気です!
さて。
10月は【てんかん月間】って、みなさんご存じですか?
正確には【てんかんを正しく理解する月間】です。(^^)
てんかんは、脳の病気ですが、精神科で診ることもあります。
てんかんの人が取得する障害者手帳は「精神障害者福祉手帳」になります。
ではちょっと、てんかんについて説明しますね。
てんかんとは、突然脳の神経細胞に発生する、激しい電気的な興奮により繰り返される発作が特徴の病気です。それにさまざまな臨床症状や検査の異常が伴います。
☆てんかんは100人に1人発病する病気
乳幼児期から高齢期まで、すべての年代で発病する可能性があります。
発症原因は、出生時や脳炎・脳梗塞・脳外傷など脳の損傷によるものなどさまざまで、
原因不明の場合もあります。
☆一般的に知られているのは【てんかん発作=倒れる】。けれど、発作はいろいろです。
100人いたら100通りの発作があると言われています。
突然からだの力が抜けて意識を失い倒れたり、けいれんを起こしたり、ぼーっとしてしまう発作もあります。からだの全体や一部がピクンと動いたり、動作が止まって無反応になることもあります。多くの発作時間は、数秒から数分間と一過性のものです。
発作は突然起こります。周囲の人は冷静に見守ることが必要です。
☆発作の介助は、あわてないこと。
たとえば、けいれん発作の場合にやってはいけないことは、身体をゆすったり、大声をかけたり、叩いたり、押さえつけるようなことです。
けいれん発作の多くは5分以内に発作は治まり、意識も回復しますが、5分経っても治まらないようなら救急車を呼びましょう。
周囲は落ち着いて対処することが必要です。
☆てんかん発作の70~80%は、薬や外科手術で発作をコントロールできる。
患者の多くは、薬の正しい服用や外科手術でコントロールができます。発作をコントロールすることで、一般的な社会生活は支障なく送れます。
たとえば一般自動車の免許の場合、2年間発作がコントロールできていて、医師からの許可が下りれば、運転免許を取得できるとされています。
大型免許・第二種免許の取得は条件が別ですが、誰もが運転してはいけない訳ではないのです。
周囲に、てんかんの患者さんがおらず、身近な病気ではない人もいるかもしれません。
ですが、てんかんは、もしかしたら自分や周囲の人が発症するかもしれない、ありふれた病気なのです。決して偏見をもつことなく、正しい理解を深めることが必要です。
この10月のてんかん月間を機会に、あなたも、てんかんについて考えてみませんか?(^^)
<追記>
月曜日に放送したドラマ「ラジエーションハウスⅡ」の第二話で、てんかんの患者さんが扱われていました。
まだTVerで視聴できるので、よかったら観てみてね!(*^_^*)
10月18日午後9時までです!