サザンクロス日誌  見つけた、わたしの居場所。

スポーツと音楽を通して、精神の障がい者と健常者がともに活動するサークルです。

読書案内「居るのはつらいよ」ほか

こんにちは。
流行りのYOASOBIを歌ってみたら、息継ぎがうまくできなかったビアンカです。
いやー、流行りの歌は大概速くて歌えないです。涙。なのに、みんな踊りながら歌うんだからすごいよ、ホント、NiziUとかさ。歌詞、聞き取れないけどね。はい、時代についていけないビアンカです。涙。でも紅白は見たんだよ。進化し続ける氷川きよしを目に焼き付けました。
 
緊急事態宣言、出ましたね。サザンクロスは千葉で活動していますから、2回目の宣言です。活動していた体育館や市民会館などは軒並み閉まりまして、みんなとまったく会えないです。淋しいです。
幸い、サザンクロスのメンバーとボランティアに感染者は出ていないんですけど、もうどこで感染するかわからないので、本当に怖いです。
 
さて、今回の宣言下では、ビアンカの最寄りの図書館は閉館しませんでした。閲覧席とかは閉まったんですが、貸し出し返却はできますので借りまくってます。
 
最近読んだ本で面白かったのは『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(東畑開人)です。

 

 この本は、沖縄のデイケアの話です。東大を出たトンちゃんが就職したのは、東京から遠く離れた沖縄のクリニック。そこでの話を面白可笑しく、時に難解だけれども、「そこに(デイケア)居るってことの意味とは?」と心理士の視点で描いています。すごく読みやすいけど、カテゴリとしては学術書扱いになります。だからか、その先はどうなったの?という疑問に答えない部分もあるのですが、トンちゃんの青春物語の読後感は爽やかです。それにしても、どこのデイケアでもスポーツって言ったらバレーボールなんだなぁと思いました(笑)。

 

 えー、あとは、たまには時代小説。

今大ヒット中の『本所おけら長屋』(畠山健二)です。軽快な落語のような感じで、一話完結の連作なのでとても読みやすいです。シリーズ化されているし、そろそろドラマ化でもされるんじゃないかな、と思っています。

本所おけら長屋 (PHP文芸文庫)

本所おけら長屋 (PHP文芸文庫)

  • 作者:畠山 健二
  • 発売日: 2013/07/17
  • メディア: 文庫