サザンクロス日誌  見つけた、わたしの居場所。

スポーツと音楽を通して、精神の障がい者と健常者がともに活動するサークルです。

デイケアってどんな所? その2

こんにちは。メンバーのビアンカです。

 

前回の続きです。

デイケアではいったいどんな活動(プログラム)をしているのか? 気になりますよね。(*^_^*) 平均的なデイケアの、時間の流れをおおまかに書くと……

 

朝9時半に始まると、朝の会、ラジオ体操があって、午前のプログラム、昼食、午後のプログラム、掃除、終わりの会、午後3時半に解散って感じです。

 

私たちのデイケアの場合、プログラムは音楽(歌や楽器演奏。カラオケに行くこともありました)、映画鑑賞(外出して映画館に行ったり、デイケア内でDVDを観たりします)、調理(昼食やおやつ)、ゲーム(囲碁将棋、トランプ、かるたなど)、スポーツ(バレーボール、野球、バドミントン、少林寺拳法、卓球、ウォーキング、ヨガ、ボーリングなど)、外出(外食をしたり、美術館や博物館、動物園に行ったり、物産展に行ったりしました)などです。

これらのプログラムは基本的に集団でやるものなので、対人コミュニケーションの改善を図るものとなります。

最初のうちは知らない人ばかりで緊張したり、慣れないことで失敗したり、体力が続かなくて休憩ばかりしていたりもしますが、次第に慣れてきてみんなと一緒に楽しめるようになります。

でももしトラブルがあったら? 不安ですよね。そういう時はスタッフを頼ります。まずはなんでも「ほうれん草」(報告・連絡・相談)です。

プログラムは、ひとりでやるものもあります。

例えば手芸。編み物をしたりビーズ小物を作ったり、縫い物をしたり。ひとりでできるものだけれども、だいたい仲間ができて、わいわいおしゃべりしながら、各自作品作りをすることが多かったです。

うまくできたものは病院によっては待合室で販売してもらえたり、地域のバザーに出したり、デイケア祭りで販売したりしました。

あとは書道をしたり、勉強や読書をしたり。なんにもしたくなくてぼーっとしている時もありましたね。具合が悪いな、と思ったらソファーで寝ていたりもしました。

他には、心理士によるアファメーション(自己肯定感を高めるプログラムで、数人で本を読んで感想を言い合ったりします)をやったり、マインドフルネス(瞑想)、個人面談(カウンセリング)も受けられました。 追加の費用は発生しないので、とても助かりました。